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【MS365:第14回】Microsoft Teams入門:社内コミュニケーションをメールからチャットへ移行する

日々の業務で「メールの返信待ちで作業が止まってしまう」「『お疲れ様です』などの定型文を入力するのが手間に感じる」といったストレスを感じていませんか? 従来のメールは社外とのフォーマルな連絡に最適ですが、スピード重視の社内コミュニケーションにおいては、返信待ちのタイムラグや定型文の手間が大きなロス(非効率)を生んでしまいます。

そんな課題を解決してくれるのが、Microsoft 365の核となるコラボレーションツール「Microsoft Teams(チームズ)」です。Teamsのチャット機能を活用すれば、まるで対面で話しているかのようなスピーディーなやり取りが可能になります。

今回は、メールからチャットへスムーズに移行するための第一歩として、「1対1チャット」と「グループチャット」の基本概念と具体的な操作手順、そして相手に確実にメッセージを届ける「メンション」の使い方を分かりやすく解説します。

なぜメールからチャットなのか?Teams導入のメリット

使い慣れたメールから新しいツールに移行するのは、少し心理的ハードルがあるかもしれません。しかし、Teamsチャットにはメールにはない以下のような大きなメリットがあります。

メールを「手紙」とするならば、チャットは「社内での気軽な会話」です。この違いを意識するだけで、業務のスピードは劇的にアップします。さっそく、基本となる操作方法を見ていきましょう。

「1対1チャット」と「グループチャット」の概念と使い分け

Teamsのチャットには、大きく分けて「1対1チャット」と「グループチャット」の2種類があります。

これらは用途に合わせて新しく作成することができます。

【画像付き】Teamsで1対1チャットを始める手順・操作方法

【画像付き】Teamsでグループチャットを作成する手順・操作方法

相手を見逃さない!「メンション」機能で注意喚起

グループチャットなどで複数人が同時にやり取りしていると、自分宛ての重要な連絡を見落としてしまうことがあります。そんなときに活躍するのが「メンション(Mention=言及する)」機能です。

メッセージの前に「@(アットマーク)+相手の名前」を付けることで、その相手に対して「あなた宛ての重要な連絡です!」とポップアップや通知で注意喚起を促すことができます。

【初心者向け】Teamsで特定の個人にメンション(@)する方法

操作手順:グループ全員に一斉にメンションする

全員に必ず読んでほしい重要な連絡(会議の変更や締切の告知など)がある場合は、チャットに参加している全員へ一斉に通知を送ることができます。

  1. メッセージ入力欄で「@」を入力する 文字入力欄に、半角で「@」を入力します。
  2. 「全員」を選択する 候補リストの中に「全員」(または環境によっては「チャット」など)という選択肢が表示されるので、それをクリックします。
  3. メッセージを入力して送信する 「@全員」が青くハイライトされたら、全員への連絡事項を入力して送信します。これにより、グループにいる全員の画面に通知が飛びます。

操作のコツ:メンションの使い過ぎに注意! メンションは非常に便利な機能ですが、急ぎではない些細な連絡(例:「了解しました」など)で多用すると、相手の通知が鳴り止まなくなり、かえって業務の集中を妨げてしまいます。「確認が必須のとき」「至急のとき」など、社内で一定のルールを決めてスマートに活用しましょう。

実践!メールとチャットの「使い分け」整理フロー

Teamsを導入したからといって、すべてのメールを無くす必要はありません。業務をより効率化するために、以下のフローを意識して「メール」と「チャット」を賢く使い分けましょう。

この使い分けルールを部署内で共有するだけで、社内メールの通数は劇的に減り、本当に必要な情報に集中できるようになります。

Teamsを活用して社内コミュニケーションをスピーディーにしよう

毎日届く社内メールの処理に追われる日々から抜け出すためには、ツールを上手に切り替えていくことが最大の鍵となります。最後にもう一度、本記事の重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  1. まずは身近な同僚との「1対1チャット」から試す 挨拶文を省いた、要件だけの短いやり取りの快適さをまずは体感してみましょう。
  2. 複数人のやり取りは「グループチャット」で透明性を高める グループ名をしっかり設定することで、どの案件の会話なのかを全員がひと目で迷わず把握できるようになります。
  3. 重要な連絡は「メンション」でスマートに伝える 見落としを防ぎつつ、相手の時間を尊重するために、ここぞという場面で「@名前」を活用しましょう。

最初はチャットのスピード感に少し戸惑うかもしれませんが、ほんの少しの操作の習慣を変えるだけで、社内の風通しは驚くほど良くなり、無駄な時間が削減されます。

まずは今日の業務の中で、隣の席の同僚へのちょっとした確認を「Teamsチャット」で送ることから始めてみませんか?ぜひ本記事の手順を参考に、快適でスピーディーなワークスタイルを手に入れてください!

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