Windows11対応のCPUに乗り換える!
Windows10のサポートが切れる前にWindows11へ移行しようとしたら、プロセッサだけが非対応・・・。これは諦めか・・・と思っても、まだあきらめきれない方へ!
それならWindows11対応のCPUに乗り換えましょう。
Windows11システムにするために足りないモノを調べる
まずは、Windwos11の無料ツールでシステム要件を調べます。
CPUを乗せ換えるには、マザーボードに注意!
このPCではプロセッサがサポートされていないとの事。それなら対応のCPUを見つけて、CPUを乗せ換えればよいのだと考えますが、なにせWindows11に対応できないパソコンですから、かなり以前のものです。ちなみに、今回検証したパソコンは8年経過したコンピュータです。Intel Core i7-7700というもので、Windows11に対応していません。

まずは、自分のPCを開けてみて、CPUが取り出せるかを確認します。また、この時に注意したいのが、マザーボードです。CPUを乗せ換えても、そのCPUにマザーボードが対応していないといけません。マザーボードの型番は、パソコンを開けると、マザーボード上のどこかに書かれています。その型番で対応CPUが搭載できるかを確認します。
マザーボードの型番から対応しているCPUのリストを調べる
まずは、マザーボードの型番を調べ、そのリストにあるCPUがWindows11に対応しているかを調べます。今回Windows11にCPUが対応していないと言われたのは8年前に購入したBTOパソコンです。型番は「PRIM H270-PLUS」と書かれていたので、この型番でGoogle検索をすると、その対応CPUリストがありました。

Windows11対応のCPUを調べます
次に、CPUを乗せ換えるために、Microsoftの公式サイトで対応しているCPUを調べます。以下のページで検索可能です。
残念ながら今回のマザーボードに対応しているWindows11対応CPUは在りませんでした。この場合、あとはUbuntuなどLinuxをインストールできれば、Linuxとして利用して、ダメなら廃棄しようと思います。
もし、CPUが対応していたとしても、マザーボードの関係からあまり高性能なCPUは搭載できないはずです。古いCPUはあまり市場に出回っていないため、中古品などで探すか、新品があっても比較的高値での取引がされている場合もあります。こうなると買ってしまった方が良い…という判断にもなるかもしれません。こうなるとAmazonなどで販売されている整備済みパソコンなどを購入した方が安くなってしまう場合もあります。
【整備済み品】H P デスクトップPC 400G6 SFF/第9世代Corei5-9500/メモリ 16GB/SSD 256GB/USB 3.1/DVDドライブ/有線LANポート/無線WIFI/省スペース型/初期設定済
- 【Windows11 Office搭載】最新Windows11 pro搭載、MS Office 2019内蔵、MS セキュリティソフト内蔵、全て初期設定済、到着後すぐに使用できます、180日安心保証サビース
- 【多用途】仕事用、学習用、文書作成、スケジュール作成、提案書作成、事務処理、web閲覧など
- 【仕様】型番:PRODESK 400G6 SFF 第9世代Corei5-9500 3.0GHz
価格: 31800.00
Amazonで商品を見るマザーボード交換までするか?
さて、今回1つの例として紹介したパソコン本体は、残念ながらマザーボードが対応していませんでした。それならマザーボードとCPUを交換したらどうか?という事です。以外にもWindows11搭載のマザーボードは安価に購入できる場合もあるため、そこまでやってみるのも良いかもしれません。
たとえば、インテルのマザーボードは諦めて、AMDなど比較的安価なCPUで動かすことを考えると、意外に良いかもしれません。以下そのような用途で使えそうなマザーボードもご紹介しておきます。
【Amazon.co.jp限定】ASUS PRIME A520M-K AMD Ryzen 5000シリーズ AM4 対応 A520 チップセット 搭載 mATX マザーボード/国内正規代理店品
- AMD AM4ソケット:Ryzen 5000シリーズ/4000 Gシリーズ/3000シリーズのデスクトッププロセッサに対応
- 包括的な冷却機能:PCHヒートシンク、Fan Xpert
- 超高速接続:M.2、1Gbイーサネット、USB 3.2 Gen 1 Type-A対応
価格 :
価格: 4480.00
Amazonで商品を見るインテル対応のマザーボードなら以下のものが良いでしょう。
MSI マザーボード 初心者向け【Amazon限定モデル】 PRO H610M-E DDR4 第14/13/12世代Intel(LGA1700)対応1xPCI-e 4.0 x16 Micro-ATX [Intel H610 搭載] MB6174
- MB6174 日本正規代理店品 保証2年
- 必要十分な機能とシンプルなデザインを採用したMicro-ATXマザーボード
- Realtek製の1G LANを搭載し、安定したネットワーク環境を構築可能
価格 :
価格: 9523.00
Amazonで商品を見るASUS INTEL H610チップセット搭載 PRIME MicroATXマザーボード・DDR4モデル/ PRIME H610M-R D4 国内正規代理店品
- 各ヘッダーは温度センサーを動的に参照できます。UEFI BIOSでCPUとマザーボードの温度マッピングが可能です。
- PCIe 3.0経由で最大32Gbpsのデータ転送速度をサポートするM.2スロットを1つ備え、OSやアプリケーションドライブの起動やアプリのロード時間を短縮します。
- GPU用にPCIe 4.0スロット接続を提供します。広い帯域幅と超高速転送速度により、高負荷を難なく処理する機能豊富なビルドを作成できます。
価格: 7980.00
Amazonで商品を見るちなみに上記マザーボードに対応できる第12世代のCore-i5なら低価格のものが手に入ります。
インテル INTEL CPU Core i5-12400F / 6/12 / 2.5GHz / 6xxChipset / BX8071512400F 【 国内正規流通品 】
- 【新設計採用のデスクトップ向けプロセッサー】2種類のCPUコア、Performance-coreとEfficient-corを同じシリコンダイ上に実装。負荷の低いバックグラウンドタスクなどをE-coreに任せることで、P-coreにはゲームなどの負荷の高い処理を優先的に割り当て、CPUコアのパフォーマンスを最大限に発揮させるという新たな仕組みを 取り入れたCPUとなっています。
- 【平均 19%性能が向上したPerformance-core】<分岐予測の精度向上、命令実行ポートやクロック当たりの命令数の増強、AI処理で使用頻度の高い16bit浮動小数点演算機能のサポート、コアあたりのL2キャッシュを1.25MBに増量などの強化により、前世代のコアよりも同一クロックの比較で平均19%性能が向上。 ハイパースレッディングもサポートし、最大8コア16スレッドを実装します。
- 【マルチスレッド性能とワットパフォーマンスを重視したEfficient-core】低消費電力向けではあるものの、第6世代と比較して、同じ消費電力であれば40%以上高い性能を発揮、 同じ性能なら40%以下の消費電力で実現します。マルチスレッド性能については同じ消費電力であれば80%以上高い性能を発揮、そして同じ性能ならわずか20%の消費電力で実現します。最大8コア8スレッドの実装となります。
価格: 20660.00
Amazonで商品を見るいずれにせよ、CPUを乗せ換えて長く使うためには、メモリの増設やHDDやSSDの入れ替えも必要になってきます。こういったものをそろえていくと、やはり新品を購入すればよいか・・・という判断に行きついてしまうかもしれません。