「眼は口ほどに物を言う」という日本語のことわざがありますが、メガネに機能をもたせ、健康管理をするというメガネが間もなく発売されます。JINS MEME (ジェイアイエヌズ ミーム)と呼ばれるもので、デンソーやオムロンと共同開発や研究を進めているものです。
このメガネは、メガネのブリッジ部分にあるセンサーが眼球が動く際に発生する微細な電位差を検知して、視線の移動方向や瞬きなどのデータをリアルタイムで測定し、ジャイロセンサーにより、体のわずかな状態変化も見逃さない。
これらのデータから、自覚が難しい精神の疲労度や、疲労の蓄積度などを計算し、事前に人に教える事で、少しの休憩を入れて、より仕事効率の向上などに繋げることも可能である。また、眼球の動きや瞬きの変化による眠気などを自分よりもメガネが先に感知して、アラートを送信したりもします。
また、毎日の健康状態も管理する事ができ、消費カロリーやウォーキングの速度、体の姿勢などから運動状況なども把握します。
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これら取得したデータは、iPhoneやAndroidなどのスマフォに保存され、未来の予測にも利用されます。
メガネ型と言えば、ディベロッパー向けテスト販売を終了した「Google glass」が有名であったが、こちらは一旦クローズし、今後の発売は未定となっています。
重量は36gとさほど気にならない程度の重量を実現し、リチウムイオンバッテリーにより、連続16時間稼働。スマフォなどとは、Bluetoothで通信を行います。
開発者向け情報などの公開も始まり、取得したデータをアプリ側でどのような分析を行って応用に繋げるか今後が楽しみなウェアラブル製品です。
▼公式サイト
https://www.jins-jp.com/jinsmeme/
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