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「Access Denied」でサイトが見れない!Reference #18エラーが頻発する原因と5つの対処法

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VPNやセキュリティソフトが原因?Akamaiによるブロックを解除する方法

最近、ネットサーフィンをしていると「Access Denied(アクセス拒否)」という白い画面が表示されて、ウェブサイトが見られなくなることはありませんか? 特に、URLに「Reference #18…」や「edgesuite.net」という文字列が含まれている場合、それはサイトの故障ではなく、あなたの通信環境が「攻撃者」として誤検知されている可能性が高いです。

この記事では、多くの企業サイトで導入されているセキュリティシステム「Akamai(アカマイ)」の仕組みと、このエラーを解消するための具体的な手順を解説します。


なぜ「Access Denied」が出るのか?

このエラー画面の正体は、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)大手であるAkamai Technologies社のセキュリティシステム(WAF)によるブロックです。

Lenovo、JAL、ANA、Nike、マクドナルドなど、世界中の大手企業がAkamaiのサービスを利用してサイトを保護しています。Akamaiのセキュリティは非常に強力で、サイトへのアクセス元の「振る舞い」を監視しています。

エラーが出る主な理由: あなたのPCやスマホからのアクセスが、以下のような理由で「不正アクセス(ボットやハッカー)」の疑いありと判定されてしまったためです。

自分のパソコンのセキュリティは万全の筈で、ウイルススキャンしても問題ないと出たり、高いセキュリティを敷いて入りるために、そのような事が起こりにくいという場合でも、以下のような事が原因で、怪しいふるまいと判断されてしまう場合があります。

  1. IPアドレスの評判(レピュテーション)が悪い(過去にスパムに使われたIPなど)
  2. 不審な通信経路を使っている(VPNや一部のプロキシ)
  3. ブラウザの挙動がおかしい(破損したCookieや特定の拡張機能)

今すぐ試すべき5つの解決策

エラーが頻発する場合、以下の手順を上から順に試してみてください。

1. VPNやプロキシをオフにする(最重要)

現在、最も多い原因がこれです。 セキュリティソフト(ノートン、マカフィー、カスペルスキーなど)に付属している「VPN機能(セキュアコネクション)」がオンになっていませんか? Akamaiなどのセキュリティベンダーは、匿名性の高いVPN経由のアクセスを一律で「怪しい」と判断して遮断することがあります。

  • 対処法: VPN機能を一時的に「オフ」にして、ページを再読み込みしてください。

2. ブラウザの「シークレットモード」を試す

ブラウザに保存されている古いデータ(Cookie)が破損しており、それが原因でエラーになることがあります。

  • 対処法: ChromeならCtrl + Shift + N、EdgeならCtrl + Shift + Nを押してシークレットウィンドウを開き、同じサイトにアクセスしてみましょう。
  • 結果: もしシークレットモードで見れるなら、原因は「Cookie」か「拡張機能」です。ブラウザのキャッシュクリアを行いましょう。

3. ルーターを再起動してIPアドレスを変える

ご自宅のWi-Fiルーターに割り当てられている「グローバルIPアドレス」が、たまたまブラックリスト入りのIP(過去に誰かが悪用したIP)である可能性があります。

  • 対処法: Wi-Fiルーターの電源を抜き、5分~10分ほど放置してから電源を入れ直してください。これにより、新しいIPアドレスが割り当てられ、ブロックが解除されることがあります。

4. ブラウザの拡張機能(アドオン)を見直す

「広告ブロッカー」や「自動翻訳ツール」、「ショッピング支援ツール」などの拡張機能が、通信内容を書き換えることでセキュリティ検知に引っかかることがあります。

  • 対処法: 拡張機能をすべて無効にしてアクセスできるか確認してください。

5. パソコンの時刻設定を確認する

意外な落とし穴ですが、PCのシステム時刻が数分でもズレていると、SSL証明書の整合性が取れずにアクセス拒否されることがあります。

  • 対処法: Windowsの「日付と時刻の設定」で、「時刻を自動的に設定する」がオンになっているか確認し、「今すぐ同期」を押してください。

それでも直らない場合は?

もしスマホの4G/5G回線(Wi-Fiオフ)では見られるのに、家のWi-Fiだと見られない場合は、プロバイダ側のIPアドレス全体が一時的に制限を受けている可能性があります。この場合、数日待つと解除されることが多いですが、急ぐ場合はスマホのテザリングなどを利用するのが確実です。

「Reference #18」のエラーは、あなたが悪いことをしたわけではなく、セキュリティシステムが少し過敏になっているだけのケースがほとんどです。まずは焦らず、VPNの解除ルーターの再起動から試してみてください。

関連リンク

本記事の技術的根拠となる情報は以下を参照しています。