APIとは?
APIは、「Application Programming Interface」 の略です。日本語に訳すと 「アプリケーション プログラミング インターフェース」 となります。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、「異なるソフトウェア同士が連携するための窓口」 のようなものです。
APIの身近な例
APIを理解するために、身近な例を考えてみましょう。
あなたは、美味しいハンバーガー が食べたいと思っています。そこで、ハンバーガーショップ に行きます。
このとき、
- あなたは → 「ハンバーガーを注文したい人」
- ハンバーガーショップ → 「ハンバーガーを提供するシステム」
- 注文 → 「API」
と考えることができます。
あなたは、ハンバーガーショップの店員さんに 「チーズバーガーとコーラをお願いします」 と注文します。これが APIへのリクエスト です。
店員さんは、あなたの注文をキッチンに伝えます。キッチンでは、あなたの注文に従ってチーズバーガーとコーラが作られます。これが APIによる処理 です。
そして、出来上がったチーズバーガーとコーラが、店員さんを通してあなたに届けられます。これが APIからのレスポンス です。
このように、APIを使えば、あなたはキッチンの中を知ることなく、美味しいハンバーガーを手に入れることができます。これがAPIの便利なところです。
APIのメリット
APIには、以下のようなメリットがあります。
- 開発効率の向上:APIを使えば、他のシステムの機能を簡単に利用できるため、開発の手間や時間を削減できます。
- 柔軟性の向上:APIを使えば、異なるシステム同士を連携させることができるため、システム全体の柔軟性を高めることができます。
- 新しいサービスの創出:APIを使えば、既存のシステムの機能を組み合わせて、新しいサービスを生み出すことができます。
APIの活用例
APIは、様々な場面で活用されています。例えば、
- 天気予報アプリ:気象庁のAPIを利用して、最新の天気情報を表示します。
- 地図アプリ:地図データを提供するAPIを利用して、地図を表示したり、経路検索を行ったりします。
- SNS連携:SNSのAPIを利用して、自分のアカウントと連携したり、投稿を共有したりします。
- ECサイトでの決済:決済代行サービスのAPIを利用して、クレジットカード決済などを安全に行います。