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型落ちのパソコンをChromeOSを使って復活!!

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型落ちのパソコンをChromeOSで復活!

今回は、型落ちになってしまったノートパソコンをGoogleから提供されている「ChromeOS Flex」を使って使える状態にしていこうと思います。

今回復活させるノートパソコンはNECのNS-150AARになります。
公式ホームページ https://lenovo-nec.jp/navigate/products/pc/151q/01/lavie/ns/spec/index02.html

このスペックであるとWindows10を快適に動かすのには限界があります。

ChormeOSとは?

Chrome OS(クローム・オーエス)は、Googleから無料で提供されているLinuxをベースとしたオペレーティングシステム(OS)の1つです。

アプリケーションのほとんどはWebアプリケーションとして実装され、インターネットを通じて呼び出して使用します。
データの保存なども原則としてGoogleのクラウドサービスなどを利用するので、端末内にはソフトウェアもデータもほとんど存在しない状態で使用することができます。

用意するもの

メディア(USBメモリまたはSDカード)

16GB以上のものを用意してください。

インストールメディアの作成で使うパソコン

Windows、Macどちらでも大丈夫ですが、今回はWindowsを使って作業を進めていきます。

インストールメディアの作成

古いパソコンにChromeOSをインストールするためにインストールメディアの作成をします。

インストーラーとして使うパソコンで「Chrome」を起動します。

起動したら、以下のURLをクリックして、Chromebook リカバリ ユーティリティという拡張機能を追加します。

URL:https://chrome.google.com/webstore/detail/chromebook-recovery-utili/pocpnlppkickgojjlmhdmidojbmbodfm/related

「Chrome に追加」ボタンをクリックします。

続いて、右上隅にある 「拡張機能」のアイコンをクリックし、追加済みの「Chromebook リカバリ ユーティリティ」拡張機能をクリックして実行します。

Chromebook リカバリ ユーティリティ ツールが開くと、インストール メディア作成用の8 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは SD カードが必要になります。USBメモリもしくはSDカードをパソコンに挿入したら、「始める」 ボタンをクリックします。

続いて、「Chromebookの識別」に移ります。画面左にある「リストからモデルを選択」をクリックします。

クリックするとメーカーなどを選択する表示に切り替わります。

ここで「メーカーを選択」をクリックすると、メーカーなどが一覧で表示されます。ここから「Google ChromeOS Flex」を選択します。

下の「製品を選択」をクリックすると、「Google ChromeOS Flex」が表示されるのでクリックして選択します。

選択ができると以下の画像のようになります。

続いて、パソコンに挿入したメディアにOSを書き込んでいきます。
「使用するメディアを選択してください。」の下から使用するメディアを選択します。選択出来たら「続行」をクリックします。

リカバリイメージの作成に移ります。
選択したメディアのデータが完全に消去される旨の警告がでるので問題がなければ「今すぐ作成」を選択します。

5分ほどでインストーラの作成がされます。
「完了」をクリックしメディアを取り外してください。

これでインストールメディアの作成が出来ました。

ChromeOSのインストール

ここからは復活させたいパソコンの操作に移ります。
ChromeOSをインストールしていきます。

パソコンに先ほど作成したインストールメディアを挿入します。

次にパソコンの起動優先順位を変えないといけないので「BIOS」というものを起動します。

パソコンの種類によって変わりますが、電源を入れた直後に「Deleteキー」または「F2キー」を連打します。

起動したら上部のメニューから「Boot」を選択し、「1stBoot」に「USB Hard Disk」を選択します。

この設定を保存するために上部のメニューから「Exit」を選択し、「Save Changes and Reset」を選択して、設定を保存しパソコンを再起動します。

これで再起動後には自動でUSBからインストーラーを起動することが出来ます。

起動すると、最初に使用言語の設定を行います。

「English」をクリックすると各言語が一覧で表示されるので、Japanese(日本語)を選択します。

キーボードでは「日本」を選択します。もしお使いのキーボードがUS配列であればUSを選択してください。
「OK」をクリックします。

「ChromeOS Flexへようこそ」と出たら、「始める」をクリックします。

ChromeOSをインストールするかUSBから読み込んで使うかを選択します。パソコン内のデータを消さないで使いたい方は「試してみる」を書いてあるほうを選択してください。

今回はインストールをしたいので「ChromeOS Flexをインストール」を選択します。

次にChromeOSのインストール画面に移ります。注意書きでパソコン内のデータがすべて消去されてからChromeOSがインストールされる旨が表示されているので問題がなければ「次へ」をクリックします。

再度データ消去に関する注意書きが出るので問題がなければ「ChromeOS Flexをインストール」をクリックします。

インストールが開始されます。
約20分ほどでインストールが完了しました。

インストールが完了すると、「ChromeOS Flexへようこそ」と表示されるので「始める」をクリックします。

ChormeOSはインターネットに繋がっていないとほぼすべての機能が使えなくなってしまうので有線もしくは無線で接続します。今回は無線接続にしました。

このパソコンを誰が使うのかの選択をします。お子様が使用する場合は、「お子様」を選択してください。

今回は個人で使うので「あなた」を選択します。

「Chromebookにログイン」と表示されたら、現在使用しているGmailアドレスを入力します。

メールアドレスの入力ができたら「次へ」をクリックします。

次にパスワードを入力します。
パスワードが入力出来たら「次へ」をクリックします。

利用規約が表示されるので問題がなければ「同意して続行」をクリックします。

「Chromebookの同期」が表示されます。他のパソコンで使っているGoogleアカウントのブックマークや検索履歴などを同期します。同期をしたくない方は下の「設定後に同期オプションを確認する」にチェックをつけてください。

「同意をして続行」をクリックします。

Googleからのデータの収集に関して表示が出てくるのでここは個人のお好みで設定してください。
「同意して続行」をクリックします。

スマートフォンとの接続に関しての表示が出ます。これに同意すると、パソコンからスマートフォンにメッセージの送信ができたり、インターネット共有などが行えるようになります。

ここも個人のお好みで同意する、しないを決めてください。
今回は、「同意して続行」をクリックします。

これでChromeOSのセットアップが完了しました。

快適なChormeOS

Windowsと違い低スペックなパソコンでも快適に動作することができます。

ネットサーフィンやYouTubeの視聴のみという方ならWindowsでなくてもChormeOSで十分などではないでしょうか。