最近のメール事情
昨今では、ブラウザでメールを行うGmailが主流になってきています。
メールをGmailに移行してしまった、だけど使い慣れたOutlookでできればそのまま使いたい、OutlookでGmailを受信したい、今回はそんな人向けの内容になります。
Gmail側の設定方法
- お手持ちのGoogleアカウントでログインします。
- Gmailを開きます。
- Gmailの画面右上の設定(歯車マーク)をクリックします。
- クイック設定と書かれた下にある「すべての設定を表示」をクリックします。
- タブ「メール転送とPOP/IMAP」をクリックします。
6. 「IMAP アクセス」の項目で「IMAPを有効にする」にチェックを入れます。
7. 「設定を保存」ボタンをクリックして設定します。
これで、Gmailを外部に転送する設定ができました。
Gmailの設定が終わったら、次はGoogleアカウントの設定を行います。
- Googleにログインしている状態で、右上のアカウントアイコンをクリックします。表示されたポップアップ内にある「Googleアカウントを管理」をクリックします。
- 左にあるメニューから「セキュリティ」を選択します。
- セキュリティの設定を開いた後、下にスクロールすると「安全性の低いアプリのアクセス」という項目があります。無効化されている場合はクリックして「オン」に切り替えてください。
- 設定完了後はこの画面は閉じて大丈夫です。
Outlook側の設定
次にOutlookの設定を行います。
これまでに利用していたOutlookのメールとは別にプロファイルの作成を
行い、Gmaiアドレスの受信設定を行います。
- Outlookを起動します。
- 「ファイル」メニューをクリックし、アカウントの設定ボタンから「プロファイルの管理」を選択します。
- メール設定のウィンドウが開くので「電子メールアカウント」のボタンをクリックします。
- クリックするとさらにウィンドウが開くので、中段・左にある「新規(N)」のボタンをクリックします。
- アカウントの追加のウィンドウが開くので、ラジオボタンの下のほうの「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」にチェックをつけて、次に進みます。
- アカウントタイプの選択の画面は「POPまたはIMAP」にチェックをつけて次に進みます。
- 以下の情報を入力してから、右下の「詳細設定」をクリックします。
- 「全般タブ」の「メールアカウント」の欄は「Gmail(会社)」などのように入力します。
今回は会社Gmailと入力しました。
- 「送信サーバ」のタブをクリックして「送信メールサーバ(SMTP)は認証が必要」にチェックをつけます。その下のチェックは「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」にチェックが付いた状態にします。
- 「詳細設定」タブをクリックします。受信サーバ(IMAP)の後ろの番号を「993」に書き換えます。使用する暗号化接続の種類は「SSL/TLS」にします。送信サーバの欄の使用する暗号化接続の種類を「STARTTLS」にして、送信サーバ(SMTP)の後ろの番号を「587」にします。
- OKボタンを押して設定を保存します。
- 先ほどの「POPとIMAPのアカウント設定」に戻ります。下にある「次へ」のボタンを押すと接続テストとテストメールの送信が行われます。
- 「すべて完了しました」の表示が出たら設定が正しくできています。下の「完了」ボタンを押して設定を保存します。
- この後、Googleの認証画面が表示されることがあります。表示された場合はメールアドレスとパスワードを順次入力して、同意を求める画面が出たら同意してGoogleアカウントに接続します。
ここまで作業が終わると、既存のプロファイルの下に先ほど設定したプロファイルが追加されました。
これでOutlookを使ってGmailのメールを受信することができるようになります。
Outlookはまだまだ現役
今回は、OutlookでGmailに届いたメールを受信する方法について解説しました。今でもOutlookを使っている人は多いと思います。Gmailに移行していしまった人も安心してOutlookをつかうことが出来ます。