ホーム Microsoft Office Excel 【スプレッドシートの使い方】SUMIF関数とSUMIFSを使って簡単集計【GSP010103】

【スプレッドシートの使い方】SUMIF関数とSUMIFSを使って簡単集計【GSP010103】

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集計作業をSUMIF・SUMIFS関数で簡単・便利に

表を作成したあと、項目ごとに集計を行いたい場面は数多くあります。
これから紹介する「SUMIF関数」を使用すれば条件に当てはまる項目の合計を簡単に集計することができます。
また、複数条件を指定して集計する「SUMIFS関数」についても解説します。

SUMIF・SUMIFS関数はGoogleスプレッドシートでもEXCELでも使用できる関数です。SUMIFSはスプレッドシートとEXCELで数式が少し異なります。この記事ではスプレッドシートを使用して作業をしています。

まずはSUMIF関数の基本から

図のような表から「りんご」や「みかん」など商品名を条件として「りんごの数量の合計」、「みかんの数量の合計」を集計してみましょう。

=sumif(集計する項目の範囲,集計する条件,集計する数値の範囲)

今回の表では「集計する項目を元データの表A3:A8」、「集計する条件をF3のデータと一致するもの」、「集計する数値の範囲をD列」として数式を作成します。数式はG3に作成します。

=sumif(A3:A8,F3,D3:D8)

この数式により「元データ表の中から りんご に一致するデータを含む行のD列のデータ合計」を集計できます。

条件を更に設定して絞り込んで集計

SUMIF関数の 集計する条件 にはいろいろな条件設定が可能です。比較演算子やワイルドカードを使用できます。後述のSUMIFS関数でも使用できます。

比較演算子(半角で入力しましょう)

= 等しい
(例)A=B AとBが等しければ
> より大きい
(例)A>B AがBより大きければ
< より小さい
(例)A<B AがBより大きければ
>= 同じ または より大きい
(例)A>=B AがBと同じか大きければ
<= 同じ または より小さい
(例)A<=B AがBと同じか小さければ
<> 同じでなければ
(例) A<>B AとBが同じでなければ

ワイルドカード *(半角で入力しましょう)

*を使用することにより部分一致などの条件を設定できます。

*かん と書いた場合
「みかん」「あきかん」「ぽんかん」など「~かん」で終わるすべての項目が選択されます。
み* と書いた場合
「みかん」「みぎ」「みなとみらい」など「み」で始まるすべての項目が選択されます。
み*ん と書いた場合
「みかん」「みんかん」「みそらーめん」など「み」ではじまり「ん」で終わるすべての項目が選択されます。

先ほどF3に入力した「りんご」を「みかん」に書き換えてG3に以下の数式を入力して「~かん」に当てはまる商品の個数を集計しましょう。

=sumif(A3:A8,“*かん”,D3:D8)

みかん80個、みかん30個、ぽんかん22個 SUMIFの結果が132個になりました。

複数の条件が設定できるSUMIFS関数

SUMIF関数ではデータを集計する条件がひとつでしたが、SUMIFS関数を使用することにより「商品名・みかん、産地・静岡のデータの集計」のように複数条件を指定して集計が行なえます。

<スプレッドシートの場合>

=sumifs(集計する数値の範囲,集計する項目の範囲1,集計する条件1,集計する項目の範囲2,集計する条件2,・・・)

2以降は任意の条件を複数設定できます。

<EXCELの場合>

=sumifs(集計する数値の範囲,集計する項目の範囲1,集計する条件1,[集計する項目の範囲2,集計する条件2],・・・)

2以降は任意の条件を複数設定できます。EXCELの場合、2つ目以降の範囲と条件は範囲・条件ごとに[ ] で囲みます。

SUMIFと比べて( )内の書き方・順番が変わっています。間違えないようにしましょう。

表を少しだけ作り変えてF3の隣G3に「静岡」と入力します。数式は「H3」に入力しましょう。今回は「静岡のみかんの数量を集計」してみます。

=sumifs(D3:D8,A3:A8,F3,B3:B8,G3)

静岡のみかんは32個あることがわかりました。

膨大な量のデータを集計・解析するときにSUMIF・SUMIFS関数は大変役に立ちます。しっかりと身につけて効率化を図りましょう。